日本ヨーガ療法学会研究総会 IN 広島

2019年4月19日から21日まで
日本ヨーガ療法学会研究総会が
広島で開催されました。



今回のテーマは
『呼吸と意識とヨーガ療法』です。

講演された研究者の中にはテレビでも
拝見したことのある著名な先生が
何人もいらっしゃいました。

順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生のお話は面白く、分かりやすく、
会場から何度も笑いが起きていました。


人は時間に余裕がない時やお天気などで
簡単に乱れる
乱れないようにしようとするより
乱れたものをどうやって戻すかが大事!

スローに行動すると
呼吸もゆっくりになり
乱れが戻るそうです。


認定ヨーガ療法士による
オーラル発表やポスター発表もありました。


アメリカからお越しになった久賀谷亮先生
『マインドフルネスと今』
の講演もとても勉強になりました。

・マインドフルネスの『今』
・なぜ『今』マインドフルネスなのか?
・『今』をどう生きたら

この3つについてお話しして下さいました。

脳画像や表も見やすく、とてもわかりやすい内容でした。
社会的な背景も交えながら
なぜ『今』マインドフルネスがこのように
ブームになっているのかが
よくわかりました。


熊野宏昭先生の脳科学の専門家から見た
『マインドフルネスがマインドワンダリング指標に及ぼす影響〜臨床的効果が現れるメカニズムへの示唆』
講演内容はミクロの研究で驚きました。

また難しい研究を分かりやすく解説してくださり、とても勉強になりました。

瞑想経験者とそうでない人との差は
マインドワンダリングしていることに
「気づき→戻れる時間」の差だそうです。

通常、日常の半分くらいの時間は目前の課題から気が逸れた状態であるマインドワンダリングだそうです。

ただ マインドワンダリングの「回数」と「時間」に関しては、瞑想経験者とそうでない人との差異はないそうです。

  2日目の昼食時は
岡山県の認定ヨーガ療法士の数名が集まり、

児島で6月2日に開催される「国際ヨーガデイ」の打ち合わせがありました。


私も微力ながら
ヨーガ療法を通じてより良い世界を築くための小さなお手伝いを日々させて頂きます。


岡山ヨーガ療法士協会

NPO法人ヨーガ療法士協会 岡山へようこそ。県内のヨーガ療法士の活動・イベント・教室案内及び、認定ヨーガ療法士向けの勉強会の案内もいたします。

0コメント

  • 1000 / 1000